早期退職して、独立・起業する
会社員から独立・起業をするときに、うまくいかせるコツや方法というのは、ちゃんとあります。
ですが、それはまた別の機会にお話するとして、ここでは「早期退職」する場合に
どうしたら、うまくいくかについて お話をしたいと思います。
最初に、結論からいうと、タイトルにもあるように
「会社員経験」
を活かせばうまくいきます。
早期退職する人の、一番の強みは「会社員経験が長い」ということです。
実は これは強みにもなるし、反面 弱みにもなります。
この「会社員経験が長い」ということを、独立・起業でどう活かすのか?
という視点から、お話をしていきたいと思います。
早期退職する会社員経験を最大限に活かす
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長い会社員経験が、役に立つことは 実はたくさんあります。
でも、今回はこの記事を読まれている「早期退職から独立起業をする人」に
特に役に立つと思われる、2つを紹介します。
有名企業などにいると「元○○で、××部門にいました」とアピールされる方がいます。
第一印象としては、それはとても良いものだと思います。
しかし、あなたが思っているほど、世間ではあなたの会社に関心をもっていません。
会社の名前を伝えると 「へーそうなんですねー」 と言って
一言二言、その会社の印象を伝えて、それでもう興味を失います。
早期退職して独立起業した場合に、世間が求めているのは
あなたの「今の実務能力」です。
管理職としての能力でも、過去の実績でもありません。
シビアですが、あなたに関心などなく、お客さんが関心があるのは
「わたしに何をしてくれるの?」だけです。
なので、「仕事経験」をアピールして「だから、これがウリなんです」
と伝えるようにしてください。
くれぐれも「部長ならすぐできます」「おたくの○○くんにすぐやらせます」
などといわないようにしましょう(実話です)
実は、長い会社員経験を、直接活かすのではなく
間接的に活かすと、活用の幅が広がります。
例えば WEB制作の会社で起業して、クライアントの会社に出入りするようになったとします。
そこで、その会社が 評価面談のやり方について困っていると耳にします。
あなたは「以前の会社でつかっていた評価シートをさしあげましょうか?
わたしは以前、○○社にいて、部下が30人くらいいたので…」と声をかけます。
クライアントは非常に喜んで、いつの間にか 評価システムのアドバイザーのような
立場にまでなったりすることがあります(これも実話です)
このような、2例のような活かし方をすると、早期退職するあなたの能力や経歴が
とても活かされ、お客さんに喜ばれ、しかも長く取引できるようになります。
逆に、早期退職からの独立起業で気をつけること
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逆に、長く会社員をやっていたことで、どうしてもこれだけは
気をつけてほしいことがあります。
それは「考え方や判断基準が、前の会社に過剰に適応していること」です。
これは、わかっていても、なかな自分では気づきにくいところなのです。
会社員だった人は「よい仕事」をしようとします。
あるいは「正しい仕事」といってもいいです。
でも、重要なのは「お客さんが求めている仕事」です。
これは似ていますが、まるっきり違います。
特に会社員から早期退職して、独立・起業を考える人は
そもそもが自分の仕事に自信をもっていることでしょう。
実際に、仕事のクオリティも高いことが多いです。
だから、会社員時代と同じように「正しい仕事」をしようとしてしまう。
ここをどうするのか?というのは、ケースバイケースですが
そもそも、自分には過剰に仕事の正しさを主張する傾向がある
と覚えておいて下さい。
「独立」は「孤立」ではない
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最後に1つ、僕からあなたに、ぜひお伝えしたいことがあります。
それは「独立」は「孤立」でない、ということです。
世間では、会社員から早期退職して、独立起業などというならば
1人の力だけで、世の中の荒波を乗り越えてゆかねば…
なんてイメージがはびこっていますけど、まったくの嘘っぱちです。
なんでも1人でやろうなんて、絶対に思ってはいけません。
実際、僕自身も、たくさんの人と一緒に協力をして仕事をすすめています。
むしろ、1人でやる仕事の方が少ないくらいです。
個人的には、独立・起業することで、逆に いろんな人と一緒に
協力をして仕事をするチャンスが増えた、とさえ思います。
ぜひ、会社員時代と同様、チームで仕事をすすめていく
という視点をもっておくようにしてください。
恐らく、それも、長く会社員経験がある、あなたの強みだからです。
会社員経験を活かして、うまくいかせるために
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【独立起業する人が絶対に知っておくべき「5つのステップ」】
「会社員経験」を活かせばうまくいく
②-1「会社経験」「役職経験」でなく「仕事経験」を活かす。
あなたに求められているのは、今の実務能力。
②-2 会社員経験を間接的に活かす。使えるものはどんなものでも
お客さんに提供すれば、長く取引できる要因になりうる。
③ 長く会社員をやっていると「過剰に適応」してしまう。自覚しておく。
③ 「独立」は「孤立」ではない。会社員時代と同じように
チームで仕事をすすめる視点をもつ。