会社員が独立・起業をするときの「不安」について考えてみる

会社員から独立起業という新しい世界への不安

新しい世界に飛びこむときには、誰しも不安になると思います。
今日は、会社員が独立起業をするときの不安について考えてみようと思うのです。

はじめに結論からいうと

「意思決定のバリエーションをふやせば、不安は減る」

です。

このことについて、今から話をしていこうと思います。

「会社員→独立起業」環境が変わるので不安は当然




恐らく、誰しもが思う、一番の不安は収入の不安だと思います。

それについては 過去にこのブログで書いたので
こちらを参考にされるといいと思います。


他にも、年齢に対する不安や人間関係の不安など、さまざまな不安があるはずです。

ただ「不安がある」と気づくことは、もうすでに客観的な視点を
もてているということです。

これは、会社員的視点から独立起業に向かっているという
よい視点ではないかと思います。

さて、ここで、あなたには2つの不安があると思うのです。

1つは、さきほどの、収入、年齢、人間関係などの
「何がおこるかわからない」という種類の不安です。

もう1つは、果たして会社員から独立起業して
毎回毎回、正しい判断ができるだろうかという
意思決定に対する不安です。

会社員時代の意思決定を過信しないほうがいい 



実は、会社員は「その会社のやり方」で意思決定すれば
失敗しても怒られず、自分もまわりも失敗に気づかないことがあります。

「間違いではなかったが、うまくいかなかった」などと評価されて
人からも、そういうこともあるよ、なんていわれます。

なぜこうなるかというと、会社に長くいると 知らず知らずのうちに 
その組織の意思決定のやり方に、みんな「最適化」されてしまうからです。

恐いのは「知らないうちに」というところです。

だから、「意思決定に問題がある」と会社員時代にはわかりません。

会社員なら、損失は自分におよびませんが、独立起業なら
モロに自分自身が損失をかぶってしまいます。

独立起業をして、損失をかぶってはじめて
「失敗をしてしまった」と気づくわけです。

ただでさえ、会社員時代と比較にならないほど
独立起業をすれば、意思決定の場面がふえます。

そんななかで、自分ではどこが間違っているのかわからないまま
状況はどんどん悪化していくわけです。

ただでさえ、不安があるのに
これでは、ますます不安ばかりが大きくなってしまいます。

意思決定の方法をふやせば「不安」は減る


会社員時代の意思決定の方法が悪いわけではありません。
過剰に「最適化」されていることが問題なのです。

ですから、意図的に自分でバリエーションを増やさないと
会社員時代と同じ判断基準になってしまいます。

意思決定の方法をふやす。

まずは、意思決定についての書籍などを参考にして
自分と比較するところから はじめるといいと思います。

不安はあります。
しかし、不安は下げることはできます。

そのためには、自分の考え方、意思決定のバリエーションを
ふやしてみてください。

そうすると、不安に立ち向かう武器が手に入り
独立起業の不安とたたかえるようになると思います。

①不安には2種類ある。「何がおこるかわからない不安」と
もうひとつは「自分の意思決定がうまくいくかどうかの不安」


②今までの意思決定の方法を過信しないほうがいい。
 なぜなら会社員時代の組織の意思決定に「最適化」されているから。

③不安をさげるには、意思決定のバリエーションをふやそう。
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