「独立起業」VS「再就職」 早期退職する会社員はどちらを選ぶほうが良い?

「独立起業」VS「再就職」

いろんな理由から、会社員を定年前に
早期退職しようか、と考えたときに

「独立起業」がいいのか

「再就職」がいいのか

悩むことろだと思うのです。

 

その悩む一番の理由は

いったい何を基準に決断をすれば
最良の決断になるのかわからない

ということではないでしょうか。

 

うまくいくのであれば
独立起業でも、再就職しても
どちらも充実した仕事ができそうです。

一方、失敗すれば、やはりどちらも
けっこう深刻な事態になりそうな気がします。

ただ、僕が 会社員を早期退職しようとして
悩んでいる あなたにお話したいのは

「独立起業か、再就職か」は、結論であって、質問ではない

ということなのです。

 

実は、「独立起業」も「再就職」も同じこと 

 

会社員を早期退職する人にとって
「独立起業」も「再就職」も
実は本質的には同じことなのです。

仕事をして報酬を得るという関係は
「独立起業」も「再就職」も

  あなたが

1)世の中や誰かに

2)役立つことを提供して

3)報酬を得る

と、あらわすことができます。

もう少し詳しく見てみると

 

1)世の中や誰か

企業、組織、地域、個人 など

2)役立つこと

スキル、経験、人脈、情熱、想い など

3)報酬

給料、収入、感謝や承認 など

こんな中身になります。

つまり、「独立起業」「再就職」のどちらでも

どんなお客さんなのか

提供するものは何か

報酬をどのようにもらうのか

が、少しずつ違うだけです。
(場合によっては、同じだったりもします)

だから、「独立起業」も「再就職」も
この3つの要素の結果の
バリエーションに過ぎないんですよ。

 

独立起業と再就職の考え方の例

 

例をあげてみます。

大手の広告会社で
広告の企画やデザインをやっていた会社員の方が
早期退職を検討していたとします。

その人はこのように考えます。

「自分はずっと会社の広告をつくってきたので
やっぱり、お客さんは会社か組織だな」

「大手にいて分業だったので、今度は
一社まるごとの広告をやってみたい。
今までやったことはないが、情熱はある

「スキルは大丈夫と思うが 経験がないので
給料として報酬をもらいながら
小さな広告会社で勉強したほうがよいようだ」

という結果になり、おのずと

「また、会社員として再就職がよさそうだ」

と結論がでます。

 

しかし、同じ人が

「ずっと会社向けに仕事をしてきたけど
直接、おきゃくさん向けの仕事をしたい」

「広告のデザインはずっとやってきたので
ネット広告やWEBデザインを、個人事業や
小さなお店などに提供したい」

「集客もWEBを中心でやりたい。
これなら営業マンを雇わずに 自分だけでできて
収入もあがるはずだ」

という検討結果になれば

「フリーランスで独立だな」

と結論がでるわけです。

 

つまり、まず最初に

「どんなお客さんに」

「何を提供して」

「どうやって報酬を得るのか」

ということを考えます。

 

そのあとで

「この考えをやろうとするなら 独立起業しかないな」

「この条件なら 再就職のほうがよさそうだ」

のように結論がでるわけです。

 

そうなんです。

 

「独立起業か、再就職か」
は、結論であって、質問じゃないんですよ。

 

もし、悩むことがあったら 

もちろん、現実にはこんなに簡単に
かんがえはまとまらないでしょう。

他にも、長く働いてきた会社員を
早期退職するわけですから
いろんな要素をかんがえる必要があると思うのです。

でも

「独立すべきか、再就職か?」

と質問するのは、あまりよい問いかけでないことは
わかっていただけたでしょうか。

この質問で答えがでたように思うのは
早期退職後を、考えるのが面倒になり
感情に流された意思決定をしたのかもしれません。

 

もし、会社員から

「独立すべきか、再就職か?」

と悩んだら、一旦これは横において
あなたが

1)世の中や誰かに

2)役立つことを提供して

3)報酬を得る

にはどうしたらいいかを
まず先に、考えてみてください。

そうすれば、おのずとどちらがいいのか
結果がでると思います。

 

そうそう。

 

もうひとつ、重要なことを言い忘れていました。

 

一番最初に

「あなたが」とあるのを忘れないようにしてください。

独立起業するにしろ、再就職するにしろ
考えすぎて、自分自身の想いを忘れがちです。

あなたが後悔のないようにしてくださいね。

① 「独立起業か再就職か」は本質的に同じこと。

② 「どんなお客さんに」「何を提供して」
  「どうやって報酬をえるのか」を先に考える。

③ 考えたあとの結論が「独立起業か再就職か」であって、質問ではない。

④ 自分自身の想いを大切にする。

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