会社員時代と異業種でも独立起業でうまくいくポイントは「やってきた仕事かどうか」
会社員から、独立起業をするとき
「異業種だけど、うまくいきますか?」
という質問は、本当によくうけます。
先日も
「会社員から独立起業をするのですが
異業種なので、不利になったりなど
注意すべきことはありませんか?」
と相談をされたのです。
結論からいうと
異業種かどうかということよりも
「やってきた仕事かどうか」
のほうが重要です。
さらにいえば、異業種で、しかも
会社員のときにやったことがないことでも
うまくいかせる方法は、ちゃんとあります。
要は、どんな状況であっても
会社員時代からやってきたことを、うまく解釈して
自分の強みが発揮できるように注意する必要があります。
どうしても会社員からすぐに「異業種」で独立起業をしたいのなら「テスト」をする
![](https://dk-coach.com/wp-content/uploads/2021/12/john-schnobrich-2FPjlAyMQTA-unsplash-1024x683.jpeg)
全く異業種で、しかも
やったことがないことを
やろうと考えているとします。
そのような場合は、1番堅実な方法は
エキスパートの人について「弟子入り」することです。
あるいは、その異業種の会社で
短期間でもいいから会社員として
働く機会をつくると良いと思います。
そうすれば、まったくの異業種で
会社員から独立起業をして
やっていけるかどうかがわかります。
それでも、どうしてもすぐに
会社員から独立起業をしたいという場合なら
まずは、小さく「テスト」をしてみてください。
まずは、お金も時間もかけずに
「テストマーケティング」をやる気持ちで
小さなテストを期間限定でやってみるのです。
店舗ビジネスなら、居抜きで
お金をかけずにスタートする。
コンサルタントやコーチなら
自宅蒹事務所で、1人でスタートする。
それも、とりあえず「期間限定」で
おもったような成果がでるかどうか
「テスト」をしてみてください。
「テスト」の成果をみて
本格的にはじめても、まったく遅くありません。
僕が独立起業をする、同じ時期に会社員をやめた人たちの末路
![](https://dk-coach.com/wp-content/uploads/2021/12/handshake-g258343744_1920-768x1024.jpeg)
異業種であっても
会社員時代と「仕事が一致している」
つまり、やってきた仕事であるならば
うまくいく可能性はとても高くなります。
わかりやすい例でいえば
メーカーの経理部門で働いていた人が
小売店の会社で経理をやるなんてケースです。
このケースほど同じでなくても
うまく解釈すれば自分の中で一貫性がもてて
同じ仕事としてとらえることができる方法があります。
![](https://dk-coach.com/wp-content/uploads/2021/12/madalyn-cox-VX7pakgrF8o-unsplash-1024x768.jpeg)
僕は、以前は、食品関連の会社員でした。
名前を聞くと誰でもよく知っている会社です。
その会社を僕と同じ時期に、やめていった人たちは
大きく、4種類にわかれていました。
① 似たような有名企業に転職した人
② 同じ業界で独立起業や転職した人
③ 同じグループ会社に行った人
④ 同じ種類の仕事をつづけた人
です。
① 似たような有名企業に転職した人は、仕事を
「有名企業で働いているのだ」とかんがえていたのでしょう。
転職先では、全く違う仕事をする人も多いです。
② 同じ業界で独立起業や転職した人は、仕事を「この業界の仕事をしている」とかんがえたのでしょう。
業界は同じですが、仕事のやり方などは違うことを
やっている人も、とても多いです。
③ 同じグループ会社に行った人は、仕事を「この企業グループの一員だ」とかんがえたのでしょう。
いままでと同じような人たちと仕事をつづけています。
④ 同じ種類の仕事をつづけた人は、仕事を「この職種をやること」だとかんがえたのでしょう。
仕事内容はあまりかわりませんが、業界はさまざまです。
この4種類の仕事のとらえかたは
どれが正しくて、どれが間違いとかはありません。
それぞれの人たちは
「自分がやってきた仕事は何だったのか?」
を見つめて解釈して、次のキャリアを考えたのだと思います。
つまり、解釈のやり方次第では
「自分がやってきた仕事を、とらえなおすことができる」
ということです。
会社員から異業種で独立起業しても、「少し注意すれば」問題ない
![](https://dk-coach.com/wp-content/uploads/2021/12/interview-gac7131118_1920-1024x683.jpeg)
同じ会社で同じような仕事をやってきても
仕事の解釈はさまざまです。
だから、会社員のときとは違う異業種で
独立起業をするときには、まったく違う仕事と思わず
うまくいままでやってきた仕事と一貫性をもてるように
解釈ができると、自分の中でスッキリします。
一貫性がもてれば、自信がもてて
自分の強みが発揮されやすくなるのです。
そうすれば、困難なときがあっても
「これは、会社員時代に経験したことと
同じようなことだな。乗りこえてきたから大丈夫」
と思えてきます。
だから、異業種かどうかより、やってきた仕事かどうかが大事です。
やってきた仕事かどうかは、うまく解釈して
自分の中で一貫性をもてるようにしましょう。
もし、それでも不安であれば 先ほどお話ししたように
「テスト」からはじめるといいと思います。
異業種の独立起業であっても
「そうか、会社員のときと同じだな」
「テストのときと同じだな」
と思えれば、きっと成功が近づいてくるはずです。
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会社員から独立起業をするときの
同業種、異業種にかかわらず
重要なポイントをお話しています。
ぜひ、読んでみてください。
↓ ↓ ↓ ↓
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「やってきた仕事かどうか」が重要。
② どうしても、会社員からすぐに異業種で独立起業をしたいなら
小さく「テスト」をする。
③ 同じ会社で、同じような仕事をしてきた人でも
「解釈」のしかたで、やってきた仕事が変わる。
④ うまく解釈をして、独立起業をしたときに
自分の強みを発揮できるようにする。