「異業種」で会社員が独立起業をするとき、注意すべきこととは?

会社員時代と異業種でも独立起業でうまくいくポイントは「やってきた仕事かどうか」

会社員から、独立起業をするとき

「異業種だけど、うまくいきますか?」

という質問は、本当によくうけます。


先日も

「会社員から独立起業をするのですが
異業種なので、不利になったりなど
注意すべきことはありませんか?」

と相談をされたのです。


結論からいうと
異業種かどうかということよりも

「やってきた仕事かどうか」

のほうが重要です。

さらにいえば、異業種で、しかも
会社員のときにやったことがないことでも
うまくいかせる方法は、ちゃんとあります。


要は、どんな状況であっても
会社員時代からやってきたことを、うまく解釈して
自分の強みが発揮できるように注意する必要があります。


どうしても会社員からすぐに「異業種」で独立起業をしたいのなら「テスト」をする

全く異業種で、しかも
やったことがないことを
やろうと考えているとします。

そのような場合は、1番堅実な方法は 
エキスパートの人について「弟子入り」することです。

あるいは、その異業種の会社で
短期間でもいいから会社員として
働く機会をつくると良いと思います。


そうすれば、まったくの異業種で
会社員から独立起業をして
やっていけるかどうかがわかります。

それでも、どうしてもすぐに 
会社員から独立起業をしたいという場合なら
まずは、小さく「テスト」をしてみてください。

まずは、お金も時間もかけずに
「テストマーケティング」をやる気持ちで
小さなテストを期間限定でやってみるのです。


店舗ビジネスなら、居抜きで
お金をかけずにスタートする。


コンサルタントやコーチなら
自宅蒹事務所で、1人でスタートする。

それも、とりあえず「期間限定」で
おもったような成果がでるかどうか
「テスト」をしてみてください。

「テスト」の成果をみて
本格的にはじめても、まったく遅くありません。


僕が独立起業をする、同じ時期に会社員をやめた人たちの末路


異業種であっても 
会社員時代と「仕事が一致している」
つまり、やってきた仕事であるならば
うまくいく可能性はとても高くなります。

わかりやすい例でいえば
メーカーの経理部門で働いていた人が
小売店の会社で経理をやるなんてケースです。

このケースほど同じでなくても
うまく解釈すれば自分の中で一貫性がもてて
同じ仕事としてとらえることができる方法があります。


僕は、以前は、食品関連の会社員でした。
名前を聞くと誰でもよく知っている会社です。

その会社を僕と同じ時期に、やめていった人たちは
大きく、4種類にわかれていました。


① 似たような有名企業に転職した人

② 同じ業界で独立起業や転職した人


③ 同じグループ会社に行った人


④ 同じ種類の仕事をつづけた人


です。

  

① 似たような有名企業に転職した人は、仕事を

 「有名企業で働いているのだ」とかんがえていたのでしょう。

  転職先では、全く違う仕事をする人も多いです。


② 同じ業界で独立起業や転職した人は、仕事を

 「この業界の仕事をしている」とかんがえたのでしょう。

  業界は同じですが、仕事のやり方などは違うことを

  やっている人も、とても多いです。


③ 同じグループ会社に行った人は、仕事を

  「この企業グループの一員だ」とかんがえたのでしょう。

  いままでと同じような人たちと仕事をつづけています。


④ 同じ種類の仕事をつづけた人は、仕事を

  「この職種をやること」だとかんがえたのでしょう。

  仕事内容はあまりかわりませんが、業界はさまざまです。



この4種類の仕事のとらえかたは
どれが正しくて、どれが間違いとかはありません。


それぞれの人たちは

「自分がやってきた仕事は何だったのか?」

を見つめて解釈して、次のキャリアを考えたのだと思います。


つまり、解釈のやり方次第では

「自分がやってきた仕事を、とらえなおすことができる」

ということです。

会社員から異業種で独立起業しても、「少し注意すれば」問題ない

同じ会社で同じような仕事をやってきても
仕事の解釈はさまざまです。

だから、会社員のときとは違う異業種で
独立起業をするときには、まったく違う仕事と思わず
うまくいままでやってきた仕事と一貫性をもてるように
解釈ができると、自分の中でスッキリします。

一貫性がもてれば、自信がもてて
自分の強みが発揮されやすくなるのです。

そうすれば、困難なときがあっても

「これは、会社員時代に経験したことと
同じようなことだな。乗りこえてきたから大丈夫」

と思えてきます。


だから、異業種かどうかより、やってきた仕事かどうかが大事です。

やってきた仕事かどうかは、うまく解釈して
自分の中で一貫性をもてるようにしましょう。

もし、それでも不安であれば 先ほどお話ししたように
「テスト」からはじめるといいと思います。


異業種の独立起業であっても

「そうか、会社員のときと同じだな」
「テストのときと同じだな」

と思えれば、きっと成功が近づいてくるはずです。

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会社員から独立起業をするときの
同業種、異業種にかかわらず
重要なポイントをお話しています。


ぜひ、読んでみてください。

↓ ↓ ↓ ↓ 


① 会社員から異業種で独立起業をするのなら
 「やってきた仕事かどうか」が重要。

② どうしても、会社員からすぐに異業種で独立起業をしたいなら
  小さく「テスト」をする。

③ 同じ会社で、同じような仕事をしてきた人でも
 「解釈」のしかたで、やってきた仕事が変わる。

④ うまく解釈をして、独立起業をしたときに
  自分の強みを発揮できるようにする。
 
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