「会社員から独立起業をして営業をする」というのは、売り込むことではない
「営業が苦手なのです」とお話される
会社員から独立起業をする人から
相談されることが多くあります。
先日も、このような相談をうけました。
「会社員をやめて独立起業をしたい。
ただ、今まで営業の経験がとても少ない。
独立起業をするなら営業がうまくないと
やっていけないと聞いた。
営業経験が少なくても
やっていく方法はないだろうか?」
要は、会社員をやめて
独立起業をするということは
「しっかり営業しないとやっていけない」
と世間では言われている…ということでしょうね。
たしかにそうかもしれません。
ただ、一般的に言われている
「営業をする」ということは
「一生懸命売り込む」
というイメージでしょう。
だから、元会社員ではあるけれど
独立起業をしたら お客さまに
「一生懸命、売りこまないといけないのだな」
と考えて、途方に暮れるって感じなのでしょうね。
たぶん、その「営業」のイメージが間違っています。
会社員から独立起業をして
「営業」をするというのは
「売りこむ」ことではありません。
独立起業をした会社員が「営業が苦手」という理由は2つ
独立起業をした会社員の人が
「営業が苦手」という場合の理由は2つに絞られます。
1つは「断られることが怖い」
まぁ、たしかに、営業で断られることは
何度経験しても、気持ちのよいものではないですね。
でも、これは必ず起こることですから
ある程度は慣れもあると思います。
もう1つが「何度やっても売れないことが不安」
一生懸命営業しても、なかなか成約しなかったら
どうしよう…ってことですね。
でも、何回やっても売れなければ
何かを修正しないといけません。
もしかすると、提案している商品やサービスが
お客さまのニーズにあってないのかもしれませんね。
実はこの2つ。
同じ原因からおこる現象です。
これは結局
「お客さまのことがよくわかっていない」
から起こるんです。
僕はこのことを「超トップ営業マン」から
教えてもらいました。
会社員から独立起業した僕が、お手本にした「超トップ営業マン」
僕の知り合いに、保険の「超トップ営業マン」がいます。
見た目は、そんな「辣腕営業マン」って感じではありません。
でも、とにかく営業成績が凄くて
何年も新規開拓が1位の人なのです。
良い人だったし、一緒にいて心地よかったので
何年間もたんに、よき友人でした。
ある時に、その方が、ひょいっと
「どうしたら営業連続1位になれるのか?」
教えてくれたのです。
「ただただ、お客さまのことを知るんですよ。」
「どんな、お客さまでも
必ず大切にしているものがあります。
保険というのは
それを『守る』ものだ
と、お伝えするのですよ」
「わたしは、お客さまにこう言います。
いつか、その大切なものを
守りたいと、すごく思ったときは
わたしに相談してくれませんか。
わたしは、必ず守れる方法を一生懸命考えます。
でも、それ以外のときは忘れていてかまいません。
よろしくお願いいたします、って伝えるのです」
僕は、それを聞いて
「さすが、かっこいい!」って感激したのです。
まぁ、感激したことはさておき
この方の話に営業の本質があると思うのです。
つまり、営業とは何かというと
① お客さまのことをよく知るようにして
② お客さまと普段からつながっていて
③ お客さまが、欲しいタイミングで
④ お客さまが、欲しい物を提案する
というプロセスだということです。
ここには
「営業とは、売り込むものだ」
なんて話は微塵もでてきません。
会社員から、独立起業をする人は
この「超トップ営業マン」の話は
とても参考になると思うのです。
「営業」がわかると、会社員からの独立起業が楽しくなる
結局、「超トップ営業マン」がいう
「営業の本質」というのは
お客さまのことをよく知ること
に尽きると思います。
つまり
「営業とは、お客さまを知るプロセス」
と考えることができるわけです。
そう考えると「営業」って
楽しいものだと思えてきませんか?
会社員から独立起業をすると
「一生懸命売りこんで」営業して
その結果「断られる」ことがあり
「何度やっても売れない」
でも、ずっと続けないといけない
なんて考えるので、大丈夫かな?
とか思ってしまうわけです。
そうでは、ないんですよ。
「超トップ営業マン」の話のように、営業とは
① お客さまのことをよく知るようにして
② お客さまと普段からつながっていて
③ お客さまが、欲しいタイミングで
④ お客さまが、欲しい物を提案する
ということなのだ、と思えば
きっと、楽しくなります。
会社員から独立起業したばかりであれば
まずは「お客さまのことを知る」から
はじめてみてください。
「営業」を楽しんでいる人に
きっといいことが起こると思いますよ。
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会社員から独立起業をしての
「営業」についても、かなり詳しく
お話をしています。
ぜひ、読んでみてください。
↓ ↓ ↓ ↓
独立起業でも同じ。
② 「断られることが怖い」「何回やっても売れないことが不安」は
両方とも「お客さまのことがよくわかっていない」ことからおこる。
③ 「お客さまのことをよく知る」ということが
営業だとわかれば楽しくなる。
楽しんでいる人にはいいことがおこる、はず!