「会社員から独立起業をして営業をする」というのは、売り込むことではない
「営業が苦手なのです」とお話される
会社員から独立起業をする人から
相談されることが多くあります。
先日も、このような相談をうけました。
「会社員をやめて独立起業をしたい。
ただ、今まで営業の経験がとても少ない。
独立起業をするなら営業がうまくないと
やっていけないと聞いた。
営業経験が少なくても
やっていく方法はないだろうか?」
要は、会社員をやめて
独立起業をするということは
「しっかり営業しないとやっていけない」
と世間では言われている…ということでしょうね。
たしかにそうかもしれません。
ただ、一般的に言われている
「営業をする」ということは
「一生懸命売り込む」
というイメージでしょう。
だから、元会社員ではあるけれど
独立起業をしたら お客さまに
「一生懸命、売りこまないといけないのだな」
と考えて、途方に暮れるって感じなのでしょうね。
たぶん、その「営業」のイメージが間違っています。
会社員から独立起業をして
「営業」をするというのは
「売りこむ」ことではありません。
独立起業をした会社員が「営業が苦手」という理由は2つ
![](https://dk-coach.com/wp-content/uploads/2021/12/artem-beliaikin-kTd2PvtqE_o-unsplash-1024x683.jpeg)
独立起業をした会社員の人が
「営業が苦手」という場合の理由は2つに絞られます。
1つは「断られることが怖い」
まぁ、たしかに、営業で断られることは
何度経験しても、気持ちのよいものではないですね。
でも、これは必ず起こることですから
ある程度は慣れもあると思います。
もう1つが「何度やっても売れないことが不安」
一生懸命営業しても、なかなか成約しなかったら
どうしよう…ってことですね。
でも、何回やっても売れなければ
何かを修正しないといけません。
もしかすると、提案している商品やサービスが
お客さまのニーズにあってないのかもしれませんね。
実はこの2つ。
同じ原因からおこる現象です。
これは結局
「お客さまのことがよくわかっていない」
から起こるんです。
僕はこのことを「超トップ営業マン」から
教えてもらいました。
会社員から独立起業した僕が、お手本にした「超トップ営業マン」
![](https://dk-coach.com/wp-content/uploads/2021/12/mediensturmer-aWf7mjwwJJo-unsplash-1024x681.jpeg)
僕の知り合いに、保険の「超トップ営業マン」がいます。
見た目は、そんな「辣腕営業マン」って感じではありません。
でも、とにかく営業成績が凄くて
何年も新規開拓が1位の人なのです。
良い人だったし、一緒にいて心地よかったので
何年間もたんに、よき友人でした。
ある時に、その方が、ひょいっと
「どうしたら営業連続1位になれるのか?」
教えてくれたのです。
「ただただ、お客さまのことを知るんですよ。」
「どんな、お客さまでも
必ず大切にしているものがあります。
保険というのは
それを『守る』ものだ
と、お伝えするのですよ」
「わたしは、お客さまにこう言います。
いつか、その大切なものを
守りたいと、すごく思ったときは
わたしに相談してくれませんか。
わたしは、必ず守れる方法を一生懸命考えます。
でも、それ以外のときは忘れていてかまいません。
よろしくお願いいたします、って伝えるのです」
僕は、それを聞いて
「さすが、かっこいい!」って感激したのです。
まぁ、感激したことはさておき
この方の話に営業の本質があると思うのです。
つまり、営業とは何かというと
① お客さまのことをよく知るようにして
② お客さまと普段からつながっていて
③ お客さまが、欲しいタイミングで
④ お客さまが、欲しい物を提案する
というプロセスだということです。
ここには
「営業とは、売り込むものだ」
なんて話は微塵もでてきません。
会社員から、独立起業をする人は
この「超トップ営業マン」の話は
とても参考になると思うのです。
「営業」がわかると、会社員からの独立起業が楽しくなる
![](https://dk-coach.com/wp-content/uploads/2021/12/ipad-ga217d3b08_1920-1024x716.jpeg)
結局、「超トップ営業マン」がいう
「営業の本質」というのは
お客さまのことをよく知ること
に尽きると思います。
つまり
「営業とは、お客さまを知るプロセス」
と考えることができるわけです。
そう考えると「営業」って
楽しいものだと思えてきませんか?
会社員から独立起業をすると
「一生懸命売りこんで」営業して
その結果「断られる」ことがあり
「何度やっても売れない」
でも、ずっと続けないといけない
なんて考えるので、大丈夫かな?
とか思ってしまうわけです。
そうでは、ないんですよ。
「超トップ営業マン」の話のように、営業とは
① お客さまのことをよく知るようにして
② お客さまと普段からつながっていて
③ お客さまが、欲しいタイミングで
④ お客さまが、欲しい物を提案する
ということなのだ、と思えば
きっと、楽しくなります。
会社員から独立起業したばかりであれば
まずは「お客さまのことを知る」から
はじめてみてください。
「営業」を楽しんでいる人に
きっといいことが起こると思いますよ。
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会社員から独立起業をしての
「営業」についても、かなり詳しく
お話をしています。
ぜひ、読んでみてください。
↓ ↓ ↓ ↓
![](https://dk-coach.com/wp-content/uploads/2021/12/23323_NWJiOGQwZTM5OGRlY-1.png)
独立起業でも同じ。
② 「断られることが怖い」「何回やっても売れないことが不安」は
両方とも「お客さまのことがよくわかっていない」ことからおこる。
③ 「お客さまのことをよく知る」ということが
営業だとわかれば楽しくなる。
楽しんでいる人にはいいことがおこる、はず!