会社員から独立起業して「休みなし」なんて、まったく間違いです。
先日
「会社員をやめて
独立起業をしようとしています。
休みなしで働かないとうまくいかないと聞きました。
実際どうなのでしょうか。
長く続けている人なんかは
休みはどうしているのでしょうか」
と、質問をされました。
最初に結論からいうと
会社員から独立起業して
「休みなし」で働かないと
いけないなんて全くの間違いです。
絶対に信じてはいけません。
確かに会社員のように休みが定期的にとれる
とはいかないかもしれません。
でも、そんな状態を長くつづけるのは
とてもおすすめしません。
あたりまえですが
重要なのは長く働くことではなく
「短時間で大きな成果をあげること」です。
順番でいうと
①「短時間で大きな成果」
②「短時間で小さな成果」
③「長時間で大きな成果」
④「長時間で小さな成果」
と考えていいと思います。
つまり
「大きな成果をだす」
ことより
「短時間で成果をだす」
ことのほうが、重要なのです。
よくいわれる、生産性が高い人というのは
「あまり働いていない人」のことです。
なぜ、それほど
「短時間で成果をだす」
ことのほうが重要なのかお話します。
会社員から独立起業をする大きなメリットは「質の高い生活」
基本的に、会社員はサービス残業をしてでも
休日出勤をしてでも、成果をだすことを求められます。
(※ 昨今は少し改善されつつあるようですが…)
でも、それは独立起業では間違い。
失敗する元凶といってもいいです。
長時間働いて成果をだす
というやり方なら独立起業をするより
会社員のほうがトータルで待遇はいいはず。
そもそも、独立起業の最大のメリット
つまり独立起業でしか得られない待遇とは
「質の高い生活」をおくる選択ができることです。
「質の高い生活」とは、豪華な生活をおくることではなく
「時間を自分の好きにつかうことができる」がその本質です。
もっと時間をかけたいところにかけることで
そのクオリティをあげることができます。
例えば…
家族や友人との時間
食事や料理の時間
趣味の時間
睡眠時間
などです。
もっといえば 独立起業とは
「質の高い生活」をどうやって
仕事に活かすことができるのか?
というゲームといってもいいくらいです。
だから、独立起業とは、最初に「質の高い生活」ありき。
できるだけ短時間で
仕事を終わらせてしまい
仕事をしていない時間に
「どうしたら、もっと仕事の成果を
あげることができるのか?」
という、気づきがおこる時間を
つくる必要があります。
読書は150冊以上、映画館で20本以上観る。僕が会社員から独立起業した理由。
「計画された偶発性」というものがあります。
偶発性を計画する、というのは変な言い方ですが
「質の高い生活」をおくれば「良い仕事ができる」
という理由の1つです。
これは、スタンフォード大学の
ジョン・D・クランボルツという人が
「予期せぬ出来事をうまくキャリアへ活かす」
ためには、この5つのスキルが重要と説いたものです。
① 好奇心 (Curiosity) 新しいことに興味をもつ
② 持続性 (Persistence) 持続的にかかわる
③ 楽観性 (Flexibility) ポジティブに考える
④ 柔軟性 (Optimism) 柔軟な姿勢をとる
⑤ 冒険心 (Risk Taking) 挑戦する
このような考えは、仕事ばかりしていては
なかなか起きにくいものです。
偶発的なアイディアや出会いは
いつも、仕事以外から舞いこみます。
ところで 僕は、本を年間で150冊以上読みます。
映画も好きで、映画館で年間で20本は観ています。
これらが、多いかどうかは人によると思いますが
僕はこれくらいの数が心地よいです。
趣味はトライアスロンと料理(というか食事)で
どっちも時間かかりますけど楽しいからやっています。
別に、読書もビジネス書を
読みあさったりしているわけではありません。
ほとんどは、小説だったり詩だったり。
映画も、トライアスロンも料理も好きでやっています。
仕事に活かそうと、特別、考えているわけではありません。
というか、そもそも
そんな生活を送りたいから
独立起業をしたようなものです。
そんな僕なんかでも
「質の高い生活」をおくることが
「計画された偶発性」を引きおこしたのでは?
と思ったことは、数え切れないくらいあります。
でも、別にそれぞれ楽しいからやっているだけなんですけどね。
独立起業で休みなしは生産性が低い証拠。生産性は「質の高い生活」のためです。
会社員と違って、独立起業は
休みなしでやらないといけないなんて
まったくの大ウソです。信じてはいけません。
休みなし、なんて生産性が低い証拠です。
生産性は「質の高い生活」をおくるためにあります。
リフレッシュしたり
自分の好きなことができなければ
おもいきって、仕事を削りましょう。
そうでなければ「計画された偶発性」もおきません。
エネルギーが高く、さっそうとしていて
いつも笑顔の人にこそ、よい仕事が舞いこみます。
まずは
「短時間で小さな成果 + 質の高い生活」
を目指していけば、そのうちに大きな成果を
得るための方法が、わかってくると思います。
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会社員から独立起業をした人の
『97%以上の人が、この情報を起業のときに
知ってきたかった』
とコメントしたものです。
「短時間で小さな成果 + 質の高い生活」
を手に入れたいのであれば
これは必ず知っておくべきです。
↓ ↓ ↓ ↓
② 「大きな成果をだす」ことより
「短時間で成果をだす」ことのほうが大切。
③ なぜなら、独立起業では「生活の質が高い」ことが重要だから。
④ 「計画された偶発性」を引き出すには、質が高い生活が重要。