「これまでの経験」が嫌なので、会社員から、独立起業したい人へ。

会社員から、まったく違う分野で独立起業をする

もしかすると、あなたは会社員のときとは
まったく違う分野で独立起業をしようとしているのかもしれません。

 

そうだとすると、ぜひこれからの話しを聞いてほしいのです。

「そんなことはやめたほうがいいですよ」
などとというつもりは全然ありません。

 

ただ、会社員のときとまったく違う分野で
独立起業をしようとしているあなたにも

「これまでの経験」

を、活かしてほしいのです。

 

「いや、会社員を辞めて、独立起業しようと
しているのは、これまで経験してきたことが
もう嫌になったからなのです」

とあなたは言うかもしれません。

 

そのような人が たくさんいることを
もちろん 僕は知っています。

そのような人にも
きっと参考になると思うのです。

会社員時代の「これまでの経験」をうまく活かす方法です。

独立起業してペンションを開いた人の話。

こんな話です。

 

元会社員で、ご夫婦で沖縄でペンションを
やられている方がいらっしゃいます。

この方、前職は、名前をきけば誰でも知っている
有名洋酒メーカーに勤務されていました。

ご夫婦でペンション経営をするにあたって
1つ問題があったのです。

 

それは、

「お客さまに提供する夕食」

をどうするか、でした。

 

ご主人は会社員でしたので、料理経験はありません。

奥さんも、家庭料理はできますが
お客さんにだすものとなると、なかなか難しい。

 

そこで、元会社員のご主人は考えたのです。

 

ペンションから、車で15分もいけば
地元の人で繁盛している居酒屋が
並ぶエリアがありました。

そこに、ご主人が車で送迎し夕食をとってもらう。

そうすれば、地元の特産物を
美味しく楽しんでもらえることができる、と。

そこで、有名洋酒メーカーの元会社員である
ご主人はそのエリアのお店を
1つ1つ丁寧にまわって
「これは」というお店に以下のように交渉したのです。

 

洋酒メーカーの元会社員がとった方法

「わたしは、洋酒メーカーの会社員でした。
もうすぐ近所でペンションを開く予定です。

ただ、ウチは夕食を提供することができません。

そこで、お宅のような美味しい居酒屋で
お客さまに夕食をとってもらいたい。

だから、ウチでつくった
【3000円の夕食券】
をお客さまに、お渡ししたい。

その夕食券をお宅のお店で
つかえるようにしてもらえないでしょうか」

と話し、何軒かと交渉したのでした。

 

お店側は、お客さまが増えるのなら
ということで非常に喜ばれました。

 

なにより、有名洋酒メーカーの元会社員の
オーナーでしたから、協力するのは
悪くないと思えたのでしょう。

 

実際、会社員時代の営業にも声をかけて
メーカーのお酒をお店においてもらい
両方にメリットがでました。

 

金券のシステムもうまくいきました。

 

お客さんからも、地元の美味しい居酒屋さんで
夕食ができて、大好評となりました。

 

さすが、有名洋酒メーカーの元会社員!

 

うまく、会社員時代の経験を活かして
独立起業を軌道にのせましたね。

、、、

、、、

、、、

って思いましたよね?

 

たぶん、あなたも さすが
あの有名洋酒メーカーの営業関係の元会社員
って感じたのではないでしょうか?

 

でも、ちょっと違うんです。

 

元会社員の正体!?

実は、この方 確かに、
有名洋酒メーカーの会社員ではありました。

でも、この方は入社以来ずっと

SE(システムエンジニア)だったのです!

営業なんて、20年以上会社員をやってきて
1度もやったことがない。

 

というか、そもそも、会社員時代は健康食品の部門にいて
お酒や料理のことは全くのシロウトでした。

 

でも、独立起業して、居酒屋と交渉するには

「有名洋酒メーカーの元会社員」

という、肩書有利かもしれないと考えたわけです。

 

このペンションのオーナーの

自分からみた「これまでの経験」

とは

SE(システムエンジニア)経験20年以上

というものでした。

 

でも、

他人からみえる「これまでの経験」

とは

有名洋酒メーカーの元会社員

と見えているわけです。

 

自分の視点だと

「元SEが、まったく畑違いの
ペンション経営を夫婦でスタート」

としか見えません。

このように聞くだけで独立起業が失敗しそうです。

 

でも、他人の視点だと

「有名洋酒メーカーの元社員が
地元の繁盛居酒屋とタイアップして
ペンション経営をスタート」

と、見えて

会社員から独立起業する人ならではの
お客さまへのアピールポイント

になります。

他人から見えている「元会社員」を活かして独立起業する

最初に聞いたように あなたは会社員のときと
まったく違う分野で独立起業しようと
しているのかもしれません。

 

でも、ちょっとまってください。

 

それは、あなたからみた視点だけの
「これまでの経験」ではないでしょうか。

 

もし、そうだとすると
とっても もったいない!

 

ぜひ、いろんな人に相談して意見を聞いてください。

 

そうして、他人から見える
「これまでの経験」
を見直してみると、思わぬ
アピールポイントが見つかるかもしれません。

 

① まったく違う分野で独立起業をする場合でも
  これまでの会社員経験を活かす方法を考える。

② 自分から見える会社員経験と、他人から見える会社員経験は違う。

③ 世の中や他人から見えている、
 「元会社員」のイメージをうまく活用する。

 

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